日本とアメリカの経済状況で一番の差と言えるのは、日本がデフレなのに対し、アメリカはインフレなことです^^
その点を踏まえれば、金融政策の有効性という観点で、日銀とFRBは同じように論じることが出来ないでしょう^^
FRBが量的緩和するのは、その効果が十分得られるとの見込みの上です^^
また、マネーサプライは、中央銀行が直接コントロール出来ませんよね^^
中央銀行はマネタリーベースを供給することで、間接的にマネーサプライを調節していますけど、それはあくまで世の中の人々の心理に大きく影響されますから、例えば日銀が量的緩和したとして、世の中の人がカネ使ったほうが得だと思わなければデフレなわけです^^
物価は、マネーサプライが増えれば上がるし、マネーサプライが減れば下がる傾向があります^^
それは、ご指摘の通りお金の超が増えればお金の値打ちが相対的に下がるから、つまり、お金と商品やサービスとの需給バランスから、物価は上がりますね^^
しかし、お金の量、すなわちマネーサプライは日銀が直接コントロール出来ないことに注意すべきなのです^^