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(3)「八百長相撲には乗れない」 谷垣氏が首相を牽制(9日午後)

 谷垣氏「いや、あまり明確に答えておられなかったんですよ。そこのところは要するに、衆院任期後に引き上げるということも仰ったり、かなり曖昧だったんですね。ぼかしておられたんじゃないかと私は正直言って思います。いずれにせよですね、23年度までに法制上の措置を講ずる。これはされるわけですよね?そうしますとね、菅さんたちがお作りになって戦われたマニフェストの基本構造は、消費税をやるという前提にはなっていないと思います。むしろ、色々な無駄を排除することによってできるんであって、消費税はやらないという前提に立っていたはずです。そうしますとね、いずれにせよ任期中に、23年度中におやりになるということはですね、そのままやればこれはマニフェスト違反ですよ。マニフェスト違反をですね、私ね、野党も一緒に協議して片棒を担げと、菅さんが仰っていることはこういうことなんですね。私はね、そういう八百長相撲、一緒にかど番だから立ってくれみたいな話はね、これは私は乗れません。国民との約束違反を手伝えというのは筋違いだと思います。それで、まずは、まずは、消費税率を引き上げるという新しいマニフェストをお作りになって、そして国民の声をお聞きになることが必要じゃないかと思いますよ。それで、私どもも、すでに菅さんご承知の通り、昨年の参議院選挙では当面10%消費税は必要だという案を掲げて選挙致しました。衆院選挙のマニフェストはこれから作りますが、当然それを踏まえたものになります。ですから、菅さんたちもまじめにおやりになればたぶん方向性はそんなに違わないものになるだろうと、私は思っております。だからそうやってきちっと新しいマニフェストをお作りになって、そして国民の声をお聞きになった後、これは菅さんと私の間で全てが一致するわけではないと思いますが、しかし基本的にこの問題は一致したということになったら、選挙の後、勝った方がそれをやって、負けた方も『負けたから腹いせだ』というようなことはやめにする。お互いにきちっと国民の信を得たから、それをやっていこうということができるじゃありませんか。私はね、それが一番のこの問題を解決する近道だと。やはり今、どうも約束したことが全然守られていないという政治不信があるんですよ。その時に税が必要だと言ってお願いをするというのはね、政治の筋道として違うと思います。手順を踏んで、国民になるほどと、これは与野党が両方で頑張らなきゃならない課題じゃないですか」

(4)「財政破壊のマニフェスト見直せ」 谷垣氏、さらに首相追及(9日午後)

 谷垣禎一自民党総裁「総理ね。総理ね。急がば回れという言葉はご存じでしょ?あなた手順ということを仰った。菅さんが考えていられる手順は、まず社会保障との一体改革、それをきちんと議論していくことが手順と仰った。しかし、それだけでは足りないんですよ。私はね、菅総理市民運動からたたき上げてきた運動家としては尊敬していますよ。それから政策に関してはいろいろと取り組んでおられるでしょう。苦労しておられると思いますよ。だけど大事なのは国民との信頼関係だと私は思いますよ。それで、案がないからダメだといわれたけれど、案を出してもだめだというのかと、問いかけがあったけれども、問題はその案が国民との信頼関係から見てどうかということですよ。マニフェストの基礎を踏みにじるようなものだったら、片棒をかつげと。マニフェスト違反の共犯にアンタなってくれ。冗談じゃありません。私のお答えはそういうことであります。菅さん、急がば回れでありますから、ぜひ急がば回れでやってください。それでね、この問題は延々やらなきゃならないかもしれませんが…。え?答えがありますか?じゃあどうぞどうぞ」

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http://d.hatena.ne.jp/d1021/20110202#1296657941
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