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菅“無責任”3原則 惨敗でも…謝らず・責任取らず・開き直る

 民主党が惨敗し、衆参ねじれの原因となった昨年7月の参院選で、枝野幸男氏は党幹事長、安住淳氏は選対委員長として指揮を執った。A級戦犯といえる両氏だが、力不足をわびる引責辞任はせず、9月の内閣改造では枝野氏は幹事長代理、安住氏は防衛副大臣に抜擢。その後、枝野氏は官房長官、安住氏は国対委員長に出世した。

 中国漁船衝突事件の対応をめぐって参院で問責決議を受け、今年1月の内閣改造仙谷由人氏は官房長官を、馬淵澄夫氏は国交相を退任した。ところが、東日本大震災のどさくさの中、官房副長官首相補佐官として復活している。


 自らも要職に就いている負い目があるためか、枝野氏は2人の復帰について、記者会見で「震災対応、原発対応にあたっては最も適任のメンバーに加わってもらう」と開き直った。

民主代議士会が紛糾、小沢系が執行部退陣求める

 岡田氏は前半戦の結果について、「若干(議席を)減らす結果」とした上で、「執行部の力不足も当然ある。申し訳なく思う」と陳謝した。ただ、「幹事長はいつまでそこに座っているんだ」とヤジが飛ぶと、「誰だ、今言ったのは。手を挙げて言え」と激高する場面もあった。

【官邸機能せず】(下)その2 混迷する大連立構想 「菅降ろし」の首謀者は? 交錯する思惑

 首相補佐官藤井裕久は菅をこう諭した。


 民主党にも自民党にも政局屋はいる。批判されるのは仕方がないが、ここで辞めると政局になる」


 菅は「わかっています」とサラリと応じた。辞める気はさらさらないようにみえる。