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米国債格下げ、蟻の一穴

「米国の信用は良好だ。たとえ債務を返済しなくても、それは返済できないということではない。われわれには自国通貨を印刷する権利がある。米国は極めて特別な存在だ」。


この発言の主を誰だと思う?


こともあろうに、ウォーレンバフェット翁である。

この8月15日でドルと金の兌換停止(金本位廃止)から40年になる(ニクソン・ショック)。それ以降の管理通貨制度の弊害が目につくほどに、「ゴールド」という流れになっている。