- 作者: J.S.ミル,竹内一誠
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 2011/07/16
- メディア: 文庫
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ミルの主張は明快です。大学は職業教育の場所ではないと明言し、次のように言います。 「大学の目的は、熟練した法律家、医師、または技術者を養成することではなく、有能で教養ある人間を育成することにあります」。つまり、大学は一般教養教育を学ぶところだと言うのです。
例えば、弁護士について。
「確かに、人間は一般教養教育を受けなくても有能な弁護士となることはできますが、しかし、哲学的な弁護士、つまり、単に詳細な知識を頭に詰め込んで暗記するのではなく、ものごとの原理を追求し把握しようとする哲学的な弁護士となるためには、一般教養教育が必要になります」。
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20110811#1313065705
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