■ - d1021の日記

五百旗頭真が文化功労賞。笑ってしまいますよね。http://bit.ly/tViVIb 半年前のブログの記事に書きました。官僚が五百旗頭真を銀座のクラブに接待して、「勲章差し上げますから」と誑し込んで、復興構想会議の座長にする（想像の）場面を。ここまで的中し、しかも今年とは。

これ、続きがありますね。今年の文化功労賞は数年後の文化勲章のステップでしょう。つまり五百旗頭真は文化勲章を官僚に要求し、官僚はそこまでOKしているという裏だ。ノーベル平和賞も悲惨なことになっているけれど、文化勲章も地に堕ちそうな雲行き。勲章の授与権は官僚の大権の一つです。

三谷太一郎が文化勲章。これはまた何とも。14年前、『市民のための丸山真男HP』を立ち上げたとき、ご連絡をもらったことがある。そうそう、日本人の追悼文がどれも浮薄で、読むに耐えない愚劣さだった中で、三谷太一郎だけは真剣に丸山真男の死を悲しんでいて、その姿に感動させられたのだった。

うーむ、しかしこれ、何か怪しい。三谷太一郎の文化勲章、ひょっとして、五百旗頭真（→文化勲章）と御厨貴（→文化功労賞→文化勲章）の「次」の布石なんじゃないかな。日本政治外交史で線を敷いて置こうと。二人の後々の叙勲のためには、先輩を疎かにはできないという．．。東大貴族の論理。