離党届を提出したのは、いずれも衆議院議員で、小沢元代表に近い▽内山晃・元総務政務官や、▽渡辺浩一郎氏、▽豊田潤多郎氏、▽石田三示氏、▽小林正枝氏、▽中後淳氏、▽三輪信昭氏、▽渡辺義彦氏、それに鳩山元総理大臣に近い▽斎藤恭紀氏の9人です。
離党届を提出したあと、内山元総務政務官は記者団に対し、「消費税は、『4年間は上げない』と言ってきたが、『上げる』とまで政府・与党の素案に明記するのはいかがかと思う。おととしの衆議院選挙で、国民と約束したマニフェストをことごとくほごにしてしまっては、私たちの立つ瀬がなくなってしまう。私は『うそつき』と呼ばれたくないので離党することにした」と述べました。そのうえで、内山氏は「われわれは先発であり、第1弾だと思ってもらっていい。同じ思いを持っている人はたくさんいると確信している。離党に関しては小沢元代表にも報告し、了解してもらっていると思っている」と述べました。
「1月6日までには党の綱領などを考えたい。第2弾、第3弾の離党者が出ると思うので、新たに新党に加わる議員もいると思う」