ギリシャのベニゼロス財務相は、同国がユーロ圏にとどまるという計画を堅持できるかどうかは、いわゆるトロイカとの同交渉によって決まると発言。「国家を救い、ユーロに残留することは大きな犠牲を意味する」と述べた上で、「一連の交渉の不首尾、計画の失敗、ギリシャの破綻は、より大きな犠牲を意味する」と指摘した。トロイカ代表団との協議に参加した後、6日遅くアテネで記者団に語った。
パパデモス首相が国内の各党党首らとの協議を1日遅らせるなか、欧州首脳は6日、ギリシャの政治家に対し1300億ユーロ規模の支援の条件を実行するよう一段と強く求めた。