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追加緩和なければ米株は87年並みの暴落も−ファーバー氏

ファーバー氏は10日、チューリヒからブルームバーグテレビに出演し、「大規模な量的緩和第3弾(QE3)が実施されなければ、S&P500種が堅調に上げるのは困難になると考えている」と述べた。その上で、「仮に上昇してS&P500種株価指数が1422を超える水準に達した場合、今年下期には1987年並みの暴落が起きるかもしれない」と語った。

ファーバー氏はまた、「相場が高値を更新したとしても、それはごく一部の銘柄が押し上げるものとなり、大部分の銘柄はその前に高値を経過しているだろう」と予想。「世界的に景気が減速しており、決算見通しは特別明るいものではない」と続けた。

同氏は、S&P500種がさらに100−150ポイント下げればQE3が「必ず実施される」と予想。同指数が1400に値を戻した場合には、連邦準備制度はまず景気動向を見極めようとするだろうと述べた。