株式市場は自由な市場であることを基本としながらも厳しい倫理と規律が求められる、国にとっての重要な財産である。どのような市場であれ、その基本はそこに参加するヒトにある。残念ながら、そういう基本的なところが未だ日本には根づいていない。
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会社法は、これまでと比べると、設計の自由は拡大したが、それでも多くの介入をしている。その理由を端的に言えば、株主を保護するためであるが、第1章で述べたように、株式会社の特徴を最大限発揮するためには、法がある程度介入しなければならないと、歴史の教えるところだということである。
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20120607#1339083256
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20120601#1338561099
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20100629#1277782509