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視聴率低迷のフジテレビが目指す目標に困惑する局員もいる

フジテレビは、今年4月から放送されたドラマ『家族のうた』が歴史的な低視聴率に終わり、昼の長寿番組『笑っていいとも!』も視聴率低下が続くなど、視聴率争いで苦戦。


これ以外にも「競馬中継でありえないぐらい低い数字が出た」(フジテレビ関係者)こともあり、一昨年までは、いわゆる“視聴率三冠王”を続けていたフジは、昨年は日本テレビに、そしてついに今期は、『アメトーーク!』『いきなり!黄金伝説』『Qさま』などが好調なテレビ朝日にも抜き去られて、視聴率は在京民放5社中3位にまで落ち込んだ。

これに伴い、現場では大幅な人事異動によるテコ入れが行われ、巻き返しが求められるフジテレビだが、その際、局内で打ち出された“キャッチフレーズ”は「『大学生が入りたい企業ランキング』で1位を取ろう!」というもの。


実際、フジテレビはその手のランキングで常に上位に入る人気企業だったが、ダイヤモンド・ビッグアンドリード社が今年1月に発表したランキングでは、同局の人気は昨年の35位から49位(文系男子)へと急落している。