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「孤独」なイチロー、ヤンキース残留選んだ理由

 マリナーズは優勝争いから早々に脱落することが多く、イチローは、シーズン200本安打など個人記録と向き合うことで集中力を維持し、自分自身を奮い立たせてきた。ヤンキース移籍後、「すごく孤独になる時間、そう感じる時間が多かった」と打ち明けたこともあった。

 勝つことを宿命づけられているヤンキースでは、勝利のために何をすればいいのかということだけを考えてプレーし、純粋に勝利の喜びをナインと分かち合うことができた。「アメリカに来て理想としていたものがここにある。ここでしか味わえないものは確実に存在する」。悲願のワールドシリーズ制覇を目指すチームは、イチローの中ではヤンキースしかなかった。

消えた、イチローバッシング

 イチローは今季途中に、シアトル・マリナーズからヤンキースに移籍したが、ヤンキースに移ってから、すっかり聞かなくなったものがある。チーム内でのバッシングだ。


 イチローは2001年から今季途中までマリナーズでプレーしていたが、チームメイトがイチローを批判する記事が幾度と無く、新聞報道を賑わせていた。

強いチームは、どんなに個性豊かな選手が揃っていても、みな同じ方向を見ているのだ。