静岡県警関係者は、「千野さんは前進で右折しようとした際、誤って歩いていた男性をはね、転倒した男性はそのまま、タイヤに巻き込まれたようです。千野さんは夫や子供たちと一緒に、一家で同ホテルに宿泊していて、飲酒はしていなかったそうです」という。
今後、千野はどうなるのか。弁護士の中島章智氏が言う。
「あくまで一般論ですが、車を運転し不注意で人の身体に危害を加えた場合、刑法で自動車運転過失致死傷罪に問われる可能性があります。最長で7年以下の懲役、禁錮または100万円以下の罰金。ここ数年、交通事故に対する判決は重い傾向ですが、示談が成立していたり、遺族が重刑を求めなければ、3〜5年程度の執行猶予がつく場合もあります」
これまでタレントが起こした交通死亡事故は、96年に大竹まこと、04年に根津甚八、11年には速水けんたろうが記憶に新しい。それぞれ芸能活動を自粛。その後、遺族側と示談が成立したため、刑務所入りすることなく復帰している。