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iPadとiPad miniはどちらを買うべきか?その使用感を比較してみた

待ちわびたKindle Fire HDはちょっと残念な端末だった

 Kindle Fire HDの最大の欠点は、アマゾン(ストア)にカスタマイズされすぎていることだろう。

iPad mini、2台も買っちゃいました♪

 iPad mini発売当初、俺としてはそ〜んなにはテンションが高くなかった。サイズの小ささは良さそうだと思えたが、ディスプレイがRetina(超高解像度ディスプレイ)でなかったり、Wi-Fi版は相変わらずGPS非対応だったり、何というか「いまいちパッとしない感じ」というのが正直な印象だった。

 iPad miniは、従来のiPadを小さく軽くしたものであり、より大雑把に言えばiPhoneを大きく重くしたものでもある(通話とかできないけど)。なら、iPhoneでも、iPadでも、iPad miniでも、どれでも良さそうなモンだ。が、実際に触れて、使っちゃうと、俺の場合なんですけど「あ〜iPad miniしかないわ〜ヤバいわコレ〜」みたいな気分になってしまう。


それは魔法の完成――“mini”の追加で広がったiPadの世界

 スペックの数字は指標の1つではあるが、それよりも大切なのは、優れたユーザー体験とエコシステムによってもたらされる“総合的な価値”の方である。iPad miniは、スペックの数字を追うことに踊らされることなく、モバイルタブレットとして求められる価値が重視されている。そのバランスのよさこそが、iPad miniの最大の魅力と言える。

 スティーブ・ジョブズ氏が当初、「7インチのタブレット」に否定的であったことは有名な話だ。当時の7インチタブレットではiPadの魔法のようなユーザー体験が実現できず、iPadに最適化されたすばらしいアプリをそのまま動かすことは難しかった。小型化は、iPadの世界観や絶妙なバランスを崩してまで行うべきものではなかった。


 しかし、デバイス技術の進歩が、iPadのユーザー体験とエコシステムを何も損なうことなくiPad miniに凝縮すること”を可能にした。iPad miniはサイズが変われど、iPadそのものなのだ。


 そして、iPad miniの追加は、iPadの世界観を押し広げることに成功した。まず小型軽量で携行性が増したことで、iPadの利用シーンは確実に拡大するだろう。これはモバイルを中心に、アプリ/コンテンツ市場が拡大することを意味する。また、iPad miniiPad以上に人前で使うことが増えるため、ケースを筆頭にアクセサリ市場が拡大することも必至だ。