■ - d1021の日記

小沢一郎は二大政党政治を目指し反自民という存在だったから小沢が政治力を持ていた時、自称「確かな野党」共産党はそれ以上党勢を拡大出来なかった。だから共産党は自民党とメディアと同一の立場をとり小沢の政治力を削いだ。その結果、自民党に対抗する確かな野党という地位に共産党は返り咲いた。

衆参のネジレがなくなり自民党が力を持ち、共産党がガス抜き政党としての機能をとりもどし、自民党の暴走をメディアは庶民の味方ぶりをして白々しく批判する。という20年前の遺物である政治ゴッコがこれから3年間続く。しかし、以前と違うのは自民党が帝国憲法の再来を願う極右と化したことだ。

穏健な保守本流どころか、今や様変わりしてネオリベ＆極右化した自民党政権下、これから日本では社会的連帯がますます破壊され、それだけに一層硬直した国家主義が台頭する。将来、対抗軸になり得るのは、誰がリーダーになるにせよ、今回獲得議席０だった生活の党の打ち出した政治路線であろうと思う。