2013-07-31 ■ 芸術 芸術 主人公とヒロイン。@新人公演『ルパン −ARSÈNE LUPIN−』 無駄に愛を叫ぶべたべた脚本は好きじゃないので、わたしは正塚おじさんの「押さえた台詞の応酬」によって作り上げられる「ラブストーリー」が、実は好物だ。 ただ、なにしろ直接的に台詞によって説明されないもんだから、足りない役者が演じると、恋愛の見えないたるいだけの話になってしまう。 役者さえ合えば、正塚作品はものごっつー深みを持つ。