ダイモン氏の過ちは米政府を信じたこと,ＭＢＳで誤算−マヨ氏 - Bloomberg
ＪＰモルガン ・チェースのジェイミー・ダイモン最高経営責任者（ＣＥＯ）の過ちは、ベア・スターンズ買収を決めた際に住宅ローン担保証券（ＭＢＳ）をめぐる法的問題による同行のコスト負担を免除すると米政府が合意すると信じたことだと、ＣＬＳＡのアナリスト、マイク・マヨ氏が指摘した。
マヨ氏は21日のブルームバーグテレビジョンとのインタビューで、ダイモン氏は「ベア・スターンズを買った時に政府を信頼した」が、「契約に関する『いろはのい』は書面にするということだ。従って、ダイモン氏とＪＰモルガン、その法務チームには、適切な自衛策を取らなかったという点で責任があると思う」と語った。
ＪＰモルガンはＭＢＳ販売に関する民事訴訟を終結させるため記録的な130億ドル（約１兆2800億円）を支払うことで政府と暫定合意したが、これは刑事訴追を免除する約束ではない。
