植物生態学者、理学博士 宮脇 昭さん 東北のガレキを使い、いのちを守る「防波堤の森」をつくるのが使命です:PRESIDENT Online - プレジデント
40年以上も麦わら帽子に長靴で森に入っていた“野侍”ですから(笑)、流行のレストランめぐりなどはしませんが、食べることは大好きです。岡山県の内陸の農家の四男坊として戦前に生まれたので、贅沢はしていないけれど、みそ汁、ごはん、つけものといった質素な食事でも、本物を食べて育ちました。そのおかげで、本物を見極める野性の勘は持っていると思います。
動物的な勘がきちんと働いていれば、好きなものを好きなだけ食べてもいいと考えています。
食べ物を残せばゴミになりますが、残さず食べて体を動かして働けば、それは地球資源です。人間はちゃんと食べて好きな仕事に打ち込めば、男性で120歳まで生きられるそうです。私は84歳ですから、あと30年ちょっと。いま生きているということは、まだやるべきことがあるのでしょう。だから私は今日もしっかり食べ、明日もまた木を植えるのです。
瓦礫を活かす「森の防波堤」が命を守る: 植樹による復興・防災の緊急提言 (学研新書)
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「森の長城」が日本を救う ---列島の海岸線を「いのちの森」でつなごう!
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