米新規失業保険申請件数は3月以来の高水準、37.9万件に増加 | Reuters
前週分は当初発表から1000件増の36万9000件に修正された。
ロイター調査では33万4000件への減少が見込まれていた。
ナロフ・エコノミック・アドバイザーズのジョエル・ナロフ社長は「これは良くない。一部では先週の大幅増は例外との見方が出ていた。何が起こっているのか状況を把握する必要がある」と指摘。前日に緩和縮小開始を決定した米連邦準備理事会(FRB)にとっては喜ばしくない内容だろうと述べた。
新規失業保険申請データは、感謝祭やクリスマスの休暇に伴う季節変動の調整が難しく、労働市場の健全性を測る指標としての信頼性が低下している。他の労働市場関連データは雇用の伸び加速を示唆する内容ととなっている。