金敬姫氏、心臓疾患悪化か ロシアの病院に入院、張氏失脚に関与せず? - MSN産経ニュース
韓国紙、朝鮮日報は20日、北朝鮮の金正恩第1書記の叔母で、12日に処刑された張成沢前国防副委員長の妻、金敬姫政治局員が、心臓疾患の治療でロシアの病院に40日余り入院し、11月に平壌に戻ったと報じた。
北京の消息筋の話としており、帰国後も深刻な状態で認知能力にも問題があるという。張氏は11月下旬には失脚していたとの見方が強い。報道が事実なら、張氏の解任や処刑の決定に金敬姫氏が関与していない可能性が出てきた。
一方、東亜日報は20日、外交消息筋らの話として、李明博政権末期の昨年末ごろ、米韓当局が金第1書記の異母兄で国外に滞在中の金正男氏を米国に亡命させる計画を検討していたと報じた。臨時政府をつくらせ北朝鮮体制の崩壊を狙ったという。