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出口戦略の過程では意図しない結果起き得る=NY連銀総裁 | Reuters

ダドリー総裁は、米連邦準備理事会(FRB)のバランスシート縮小について「バランスシートが膨れ上がっている状況では、金融政策の出口がどのようになるかはかなり不透明だ」指摘。われわれが有する手段は非常にうまく機能すると仮定しているが、意図しない結果が起こる可能性もある」との見方を示した。


そのうえで、こうした状況では政策のコミュニケーションが「非常に重要になる」とし「現在何が起こるかではなく、将来何が起こるかが問題だ」と語った。

米NY連銀総裁:資産購入による緩和効果の理解を深める必要 - Bloomberg

ダドリー総裁は4日にフィラデルフィアでのスピーチで、「大規模な資産購入プログラムが金融市場の状況を緩和する上でどう作用しているか当局は十分には理解していない」と述べ、「民間投資家のポートフォリオに対する効果なのか、あるいは重要なシグナル伝達手段としての効果なのか」と疑問を投げかけた。


同総裁はまた、昨年11月に7%に低下した米失業率をめぐり、労働市場に復帰する人の増加に伴って再び上昇に転じるかどうかという「難問」に当局のエコノミストは直面していると指摘。「米失業率はここ数年の経済成長率から予想され得るよりも急激に低下した」とし、「今後数年、経済が成長を続け労働市場の資源への圧力が強まる場合に」失業率の低下が持続するのか、反転するのかが問題だとの考えを示した。

Dudley Sees Need for Better Grasp on How QE Provides Easing - Businessweek