Ukraine accuses ex-president over sniper deaths | Reuters
ウクライナでは前の政権を崩壊させたことし２月の抗議デモで参加者や警察官など１００人以上が銃に撃たれるなどして死亡し、組織的な銃撃が行われたと指摘されています。
暫定政権の内務省や保安庁は３日、記者会見し、当時の特殊部隊、「ベルクト」のメンバーがデモの参加者に向かって発砲する姿を捉えたとする映像や写真を公開しました。
そのうえで、前の政権の治安機関のトップが対テロ対策と名付けて「ベルクト」などに発砲を許可する違法な命令を出していたと結論づけました。
これに合わせて検察当局はデモの参加者を殺害したとしてこれまでに「ベルクト」のメンバー１２人を拘束したと発表しています。
多数の死者を出した銃撃事件を巡っては抗議デモで大統領職を追われたヤヌコービッチ氏が関与を全面的に否定しているほか、デモで主導的な役割を果たし暫定政権に近い過激なグループが狙撃手を雇っていたという疑惑が出るなど真相の解明を求める声が強まっていました。
今回の発表は、暫定政権として前の政権に責任があったと断定するもので、疑惑を払拭（ふっしょく）し、暫定政権の合法性を改めて強調するねらいがあるものとみられます。
反ヤヌコビッチ派や警官を狙撃した黒幕が暫定政権にいる疑いが強まる中、暫定政権が悪あがき | 《櫻井ジャーナル》
クーデターまでSBUの長官を務めていたアレクサンドル・ヤキメンコによると、最初の狙撃はアンドレイ・パルビーなる人物が制圧していたビルから。このパルビーはネオ・ナチの「ウクライナ社会ナショナル党」を創設したひとり。この政党は後に党名を「スボボダ（自由）」へ名称を変えている。今は国家安全保障国防会議（国防省や軍を統括する）の議長だ。
キエフでクーデターの拠点になった広場への出入りを管理していたのはパルビーで、武器の持ち込みも彼の許可が必要だったことから、スナイパーが彼の指揮下にあったことは間違いないと見られている。ヤキメンコによると、狙撃部隊のメンバーにはウクライナの特殊部隊員も含まれていたようだが、ユーゴスラビアなど他国からやって来た傭兵が主力で、狙撃チームはアメリカ大使館を根城にしていたという。パルビーもアメリカの特殊部隊と接触していたと言われている。ヤキメンコの話の方が遥かにリアルだ。
その前日、21日にヤヌコビッチ大統領と反ヤヌコビッチ派が平和協定に調印していたのだが、話し合いでの解決を拒否し、暴力的に実権を握ろうとしていた勢力が存在する。ビクトリア・ヌランド米国務次官補のようなネオコン（アメリカの親イスラエル派）だ。
No Berkut troops among ‘Maidan snipers’ – Ukrainian special forces veteran ― RT News
Berkut riot police weren’t involved in mass killings by unidentified snipers in Kiev on February 20. The detention of its officers is an attempt to tarnish Ukrainian law enforcement, Berkut veteran organization head, Vladimir Krashevsky, told RT.
Krashevsky has refuted claims that Berkut used fire arms against the demonstrators on the bloodiest day of the Ukrainian coup, which saw President Viktor Yanukovich ousted and 42 people dead.
“At around 8:00 AM local time [on February 20], the withdrawal of the interior troops and Berkut forces began in several directions. At that moment the troops – who were unarmed – came under sniper fire from several buildings,” Krashevsky told RT.
According to the veteran, Berkut’s covering troops had to perform the risky operation of evacuating 300 interior ministry servicemen from Kiev’s Oktyabrsky palace.
“250 people were evacuated thanks to cover from the guys in black uniforms with yellow armbands (Berkut),” he said. “50 people, unfortunately, were captured by the demonstrators and taken to Maidan.”
“During the cover operation one of the Berkut troops, Nikolay Semchuk, was killed by two snipers. Snipers call this a ‘double shooting’, when two shots are fired at the same. One shot landed in the leg and the other – in the head,” Krashevsky added.
He also corrected the acting Prosecutor General, saying that the official name of the unit isn’t “Berkut black company” but “Special Company of the Special Police Regiment Berkut in the City of Kiev.”
"There was an info war, a massive one, from the Western and Ukrainian media,” he stressed.
