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緒方貞子さん「正確に判断できる教育を」 NHKニュース

ルワンダでは1994年多数派のフツ族と少数派のツチ族の対立が激しくなり、3か月余りの間に80万人が虐殺され、200万人が難民として周辺国に逃れました。当時、国連難民高等弁務官として難民の支援に当たった緒方貞子さんが、虐殺から20年になる7日NHKのインタビューに応じました。
緒方さんは「難民が殺されないよう、何とか生き長らえるように保護しなければならないという初めてのケースだった」と述べ、難民キャンプに避難してからも続いた民族間の対立の解消に苦労したことを振り返りました。
そして、当時ラジオからの誤った情報が虐殺を扇動する原因になったことについて「情報に左右されるのではなく、正確に判断できる教育が必要だ」と述べ、同じような悲劇を繰り返さないためにも、情報を正しく伝達し理解する教育の重要性を強調しました。