ＮＡＴＯによりますと、ＮＡＴＯに加盟するバルト三国の１つエストニアに３０日、デンマークから派遣された戦闘機４機が到着し、警戒飛行の任務に当たることになりました。
ＮＡＴＯ関係者によりますと、これにより、ウクライナの緊張を受けてロシア軍の動きに警戒感を強めるバルト３国に派遣された戦闘機の数は合わせて１２機となり、通常の３倍の態勢になったということです。
これは、エストニア、ラトビア、リトアニアのバルト３国の安全を保障し、ＮＡＴＯとして集団的な防衛態勢を強化するためで、少なくともことし末まではこの態勢を維持するとしています。
またＮＡＴＯは、ウクライナと国境を接するポーランドとルーマニアにＡＷＡＣＳ＝早期警戒管制機を派遣したほか、新たに戦闘機１０機を派遣しました。
これとは別に、アメリカ軍は加盟国の間の合意に基づいてバルト３国とポーランドに合わせて６００人の兵士を派遣しています。
ＮＡＴＯは、ロシア軍がウクライナとの国境に４万人規模の部隊を集結させているという状況に今のところ変化はないとみており、警戒・監視態勢を今後も強化する方針です。
Mission uncertain: Canadian planes leave for Eastern Europe to assist NATO ― RT News
Six CF-18s and hundreds of Canadian Forces personnel left for Romania to help NATO forces in Eastern Europe amid uncertainty over the scope of the mission.
It is the biggest deployment of military aircraft to Romania from another NATO member since the Ukraine crisis broke out.
