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米はシリア、露はウクライナ…すれ違いで協議流れる？ - MSN産経ニュース

　インタファクス通信がロシア外務省筋の話として伝えたところによると、米国のケリー国務長官側が２日、ロシアのラブロフ外相側にシリア情勢をめぐる電話会談を持ち掛けたが、ロシア側がウクライナ情勢を協議することを提案したところ、米側は会談を延期した。

　米側はシリアの化学物質の国外搬出について話し合いたいと要請したが、ロシア側が「何よりもウクライナ南部・東部の情勢を議題にしたい」と提案した。すると米側は会談を３日以降に延期したという。

　タス通信は、ロシア外務省筋が「米側がウクライナ情勢の解決に興味がなく、ウクライナ政権をもてあそんでいることを証明している」と述べたと伝えた。