【ウクライナ情勢】オデッサ警察幹部解任 ウクライナ内相 - MSN産経ニュース
ウクライナのアバコフ内相は4日、南部オデッサで2日に46人の死者が出た政権支持派と親ロシア派の衝突の際に職務を果たさなかったとして、地元警察の幹部らを解任したと明らかにした。自身のフェイスブックに書き込んだ。
幹部らは2日に両派が衝突している最中に「いかに正しく対処するか」について、4時間も協議を続けたという。また4日に警察署が親ロ派に囲まれると、2日の衝突の際に拘束した住民らの釈放を決定したことも、解任の理由とされた。
内相は警察幹部らの行動を「犯罪的だ」と非難し、解任した上で捜査を開始したと表明した。
ウクライナ東部でも親ロ派が公的施設を占拠する際などに対応しなかったとして、治安機関幹部らが解任された。