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バフェット氏、コカ・コーラ役員報酬めぐる自身の行動を弁明 | Reuters

米著名投資家ウォーレン・バフェット氏は3日、飲料大手コカ・コーラ役員報酬計画を批判しながらも株主総会で反対票を控えたことについて、自身が率いる投資会社バークシャー・ハザウェイ株主総会で説明を迫られた。


バフェット氏(83)はまた、バークシャーのトップとして君臨してきた49年間で初めて、同氏が掲げた5カ年計画の目標が昨年達成できなかったことについて、投資家から質問攻めにあった。


バフェット氏は、「いかなる景気循環の局面でもわれわれのパフォーマンスはそれを上回るだろう。ただ、保証はない」と認め、バークシャーは市場が最も悪化している時に最も良い成績を上げる仕組みになっており、S&P総合500種 が30%値上がりした2013年はそのような時ではなかったと述べた。


コカ・コーラ役員報酬計画をめぐっては、バフェット氏が過剰な内容だとの考えを示しながらも、株主総会での投票を棄権したことについて批判の声が強まっていた。


バフェット氏は、「この計画については過剰だという明確な意見表明をわれわれはした。と同時に、コカ・コーラと争うつもりはなかった」と明らかにし、争うことは生産的ではなく、投票の棄権でより効果的にメッセージを伝えることができたと説明した。


「ほとんどの場合で争うことはあまり良い考えだと私は思わない」と語った。


株主総会ではこの他、第1・四半期決算でBNSF鉄道が天候要因から予想を下回るパフォーマンスになったことに株主の懸念が示された。