https://d1021.hatenadiary.com
http://d1021.hatenablog.com

EU非公式首脳会議、欧州議会選受け変革求める声相次ぐ | Reuters

欧州議会選は、EU懐疑派が躍進し、欧州の統合深化の行方に不安をもたらす結果となった。首脳からは、選挙結果を重く受け止め、EUの取り組みを、市民の声をよりよく反映した形に再構築すべきとの声が相次いだ。


議会選で、自分の党が4位となり、反イスラムを掲げる政党をも下回ったオランダのルッテ首相は「まずやるべきは、答えを出すこと。わたしにとり、その答えとは、ルールや域内でのもめごとを少なくし、価値を付加できる欧州をめざすことだ」と述べた。


自身の党(保守党)が3位に低迷した英国のキャメロン首相も、「EUは今回の結果を見過ごしてはならない。われわれには変革が必要」と述べ、経済・雇用回復に向けた取り組みが必要と主張した。


ドイツのメルケル首相、フランスのオランド大統領、イタリアのレンツィ首相も、経済を回復させることが重要との認識を示した。しかし、財政健全化を重視するドイツに対し、フランスとイタリアは景気回復を優先するため財政緊縮の緩和を主張するといった、姿勢の違いがある。

雇用創出の必要性を再確認、欧州議会選受け=ユーログループ議長 | Reuters

ユーロ圏財務相会合(ユーログループ)のダイセルブルーム議長は27日、欧州議会選挙の結果を受け、欧州連合(EU)は雇用創出に注力すべきだということをこれまで以上に確信した、と述べた。


同議長はまた、持続可能な成長を達成するための適切な環境を作り出すことにEUは軸足を置くべきとの考えを示した。