ロシア:NATOと対話再開…6月2日 クリミア編入以来 - 毎日新聞
対話再開はロシア側が要請し、NATO理事会が今週、承認した。25日のウクライナ大統領選でポロシェンコ氏が当選し、ウクライナ国境沿いからロシア軍の大半が撤収したことから、NATO側がロシアの呼びかけに乗った形だ。2日、ブリュッセルのNATO本部で対話の枠組み「NATOロシア理事会」を大使級で開く。
6月には主要7カ国(G7)首脳会議(4〜5日)、ノルマンディー上陸作戦70周年記念式典(6日)など、オバマ米大統領やプーチン露大統領ら関係国首脳が参加する行事が続く。ロシア側はこれを前に理事会で軍事的な緊張をほぐし、西側諸国との関係修復を模索する狙いがあるようだ。