ダーレン・アロノフスキー監督が語る「ノア 約束の舟」 - Ameba News [アメーバニュース]
「π パイ」や「レクイエム・フォー・ドリーム」で、人を狂わせていく事柄に焦点を当てたかと思えば、「レスラー」「ブラック・スワン」では人間の内面そのものに迫っていく。それはまるで、客観性と主体性を巧みに使い分けながら、世界のことわりを解明しようとする行いのようだ。
アロノフスキー監督は、「多分その解釈は合っていると思うんだが、自分で作品のことは分析しないんだ。代わりに解説書を書いてくれないか(笑)」と笑いながら、「自分で特に(そういう作品にしようと)意図はしていない。けれど結果としていつもそうなるということは、自分の根底にそうした興味があるからだろうね」と説明する。
「ノア 約束の舟」で挑んだのは、聖書に記された奇跡と現代科学の論理的な融合だ。