https://d1021.hatenadiary.com
http://d1021.hatenablog.com

ロシア パイプラインで関係国に働きかけ NHKニュース

ロシアのラブロフ外相は7日、ブルガリアの首都ソフィアでビゲニン外相と会談し、ロシアがウクライナをう回してブルガリアオーストリアなどに天然ガスを輸出するために建設を進める、新たなパイプラインの「サウス・ストリーム」について意見を交わしました。
ブルガリアは先月、EU=ヨーロッパ連合から契約に法律違反のおそれがあるとの指摘を受けてパイプラインの工事を停止していますが、会談で両国は建設の必要性を確認しました。
会談のあと、ビゲニン外相は「サウス・ストリームはブルガリア国益にかない、建設を支持する」と話したのに対し、ラブロフ外相は「計画どおり建設を進めるために誰とでも協議する用意がある」と述べました。
サウス・ストリームを巡っては先月、プーチン大統領オーストリアを訪問し、両国のエネルギー企業が新たな建設契約に署名したほか、8日にはラブロフ外相がスロベニアを訪れ、計画の推進を求める見通しです。
ウクライナ情勢を受けて、EUはエネルギーのロシア依存からの脱却を目指す一方、ロシアはパイプラインの重要性を強調することで関係国への働きかけを強めています。