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欧州向けパイプライン、セルビア・ロシアが予定通り建設 | Reuters

ウクライナ情勢をめぐるロシアと欧州間の緊張は同パイプラインの建設事業にも影を落としており、ブルガリアは今月、欧州連合(EU)の要請に従い同国区間の建設を停止した。同事業がEU法に適合しているかの判断が出るまでの措置という。

セルビアはEU加盟交渉を開始しているが、歴史的にロシアとの関係も強い。ロシア国営天然ガス会社ガスプロム(GAZP.MM: 株価, 企業情報, レポート)の石油部門、ガスプロム・ネフチ(SIBN.MM: 株価, 企業情報, レポート)はセルビア最大の石油企業、セルビア石油産業(NIS)の株式51%を保有している。

ロシアのラブロフ外相はベルグラードでセルビアのダチッチ外相と会談後、「サウスストリームに関してわれわれは用意ができていることを確認した。これは南東欧でのガス安全保障にとって唯一現実的なプロジェクトであるため、遂行する必要があることも確認した」と述べた。


そのうえで、すべては予定通り進められると語った。


ダチッチ外相は「サウスストリームの建設は国益にかなっている」と述べた。

サウスストリームは1年あたり630億立方メートルの天然ガスをロシアから黒海を経由して中欧南欧の諸国に輸送する設計となっている。