https://d1021.hatenadiary.com
http://d1021.hatenablog.com

グロース氏:6月に旗艦ファンドで米政府関連債比率を下げ - Bloomberg

パシフィック・インベストメント・マネジメント(PIMCO)のビル・グロース氏は、旗艦ファンド「トータル・リターン・ファンド」で米国債と米政府関連債の組み入れ比率を引き下げた。米経済成長の勢いが増し、金融当局が予想より早期に利上げするとの観測が浮上している。


PIMCOのウェブサイトに10日掲載されたデータによると、6月の米政府関連債の組み入れ比率は47%。前月は50%で、2010年7月の54%以来の高水準としていた。


グロース氏は6月の雇用統計で非農業部門雇用者数が前月比28万8000人増と、予想を上回る伸びとなった後も、期間が短めの米国債を有望視している。同統計で賃金の伸びが前年同月比で2%に鈍化したことも示されたため、インフレ率がFRBの目標未満に抑制され、当局は利上げを急がないとグロース氏は予想している。


グロース氏はトータル・リターン・ファンド の新興市場債の比率を12年3月以来の高水準の9%(前月8%)に引き上げた。米国以外の先進国の債券は11年12月以来の高水準の16%(同13%)とした。モーゲージ債の比率は22%で維持。投資適格級や高利回りの証券などを含む米クレジット商品の比率は12%(同11%)に引き上げた。

Pimco’s Gross Cuts U.S. Government-Related Debt Holdings in June - Bloomberg

http://d.hatena.ne.jp/d1021/20140710#1404990236