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イスラエル軍 ガザへの攻撃を再開 NHKニュース

ガザ地区で激しく対立するイスラエル軍イスラム原理主義組織ハマスは26日、国連による仲介の下、人道的な措置として12時間に限ってそれぞれ攻撃を中断し、そのあとも国連が中断の延長を働きかけてきましたが、ハマスは「イスラエル軍ガザ地区から撤退しなければ受け入れられない」とする声明を発表し、ロケット弾を再びイスラエル側に撃ち込みました。
これを受けて、国連の求めに応じてこれまで攻撃を一時停止してきたイスラエル軍は、日本時間の27日夕方、ガザ地区での空爆や地上作戦を再開すると発表しました。この発表の直後、ガザ地区では黒い煙がもくもくと立ち上り、イスラエル軍の攻撃が再開されたものとみられています。
イスラエル軍の一連の軍事作戦が始まって以降のガザ地区の死者は、すでに1000人を超えており、アメリカのケリー国務長官などによる停戦に向けた調停に進展が見られないなか、イスラエル軍が攻撃を再開すると発表したことで、戦闘による犠牲者はさらに増えることが懸念されています。

イスラエル軍によるパレスチナ暫定自治区ガザ地区への軍事作戦で犠牲者が増え続けるなか、フランスやイギリスなどヨーロッパの各地で26日、イスラエルに抗議する大規模なデモが行われ、フランスでは参加者の一部が警察と衝突し身柄を拘束される騒ぎになりました。
このうちフランスのパリでは26日、およそ3000人が広場に集まってイスラエルの旗を燃やしたりして抗議行動を行いました。
一部の参加者が警戒に当たっていた警察官に石を投げたりしたため、警察が催涙ガスを使って鎮圧する騒ぎになり、現地のメディアによりますと、デモの参加者およそ50人が身柄を拘束されたということです。
またイギリスのロンドンでも、数万人規模のデモ隊が「イスラエルはガザへの攻撃をやめろ」とシュプレヒコールを上げながらイスラエル大使館に向けて行進したほか、スイスのジュネーブでも数百人がイスラエルの攻撃で犠牲になった人たちの写真と名前を掲げて行進しました。