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【仏上院選】野党右派勢力が過半数制す 極右国民戦線も初の議席確保 - MSN産経ニュース

 フランス上院(定数348)議員選挙が28日実施され、即日開票の結果、最大野党で保守系国民運動連合(UMP)など右派勢力が非改選議席と合わせて過半数を制した。極右政党の国民戦線(FN)は上院で初の2議席を獲得した。オランド大統領には打撃となりそうだ。


 左派勢力は3月の統一地方選、5月の欧州連合(EU)欧州議会選に続く3連敗。法案の最終議決権は過半数を保つ下院にあり、政権運営への影響は限定的ともされるが、支持率が10%台に低迷中のオランド氏を取り巻く環境が厳しさを増すことは必至だ。


 一方、過去最悪水準の失業率が続くなか、反EUや反移民を掲げるFNは地方選での躍進、欧州議会での国内首位獲得に続いて勢いがあることを示した。FNのルペン党首は「期待以上の結果。われわれの考え方は日増しに国民に受け入れられている」と強調した。


 上院は任期6年で3年ごとに、地方議員らによる間接選挙で半数の議席が改選される。仏メディアが報じた暫定集計では、右派は非改選を含めて計188議席を確保する一方、左派は155議席にとどまった。