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香港の抗議活動に「動乱」や「革命」の表現 NHKニュース

香港では、民主的な選挙を求める学生や市民が幹線道路を占拠する抗議活動を続けているのに対し、警察は13日から学生らが設置したバリケードの撤去に乗り出しています。
こうしたなか、中国共産党の機関紙「人民日報」は15日付けの1面に評論員の文章を掲載し、「安定は幸福で、動乱は災いだ。過激な違法活動や政治的なゆすりに屈すれば、さらなる違法活動を招き、動揺と混乱が激化するだけだ」として、警察が圧力を強化することを支持しました。
「人民日報」は1989年4月、民主化を求めて北京の天安門広場に集まった学生らの運動を社説で「動乱」と断定し、その後、6月に人民解放軍が学生らを弾圧しました。
15日の文章は、香港での抗議活動を「動乱」と明確に位置づけたものとは言い切れないものの「革命の一幕を演じようとたくらんでいる」などと学生らを厳しく非難しています。
「人民日報」の評論員文章は国営の新華社通信や中国中央テレビも伝えていて、天安門事件を思い起こさせるような表現を用いることで、譲歩せずに早期収拾を求める党指導部の姿勢を内外に示したものとみられます。