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米長官 イラク政府軍攻勢で優勢な状況 NHKニュース

アメリカのヘーゲル国防長官は30日、ワシントン郊外の国防総省で記者会見を行いました。
この中で、イスラム過激派組織「イスラム国」との戦闘について「この1週間、イラク政府軍とクルド人部隊が攻勢に転じ、イラクの中部と北部では優勢な状況が見られる。この進展は勇気づけられるものだ」と述べ、首都バグダッド近郊などでの戦況に改善が見られると評価しました。
ただ、ヘーゲル長官は「これは『イスラム国』に対する長く困難な取り組みの最初の段階にすぎない」と述べたうえで、軍事作戦だけでなく、「イスラム国」の資金源を絶つことや戦闘員の参加を阻止するなど、幅広い戦略が必要だと強調しました。
一方、シリアでは、トルコと国境を接する北部の都市、アイン・アルアラブで「イスラム国」が攻勢を強め、陥落する懸念が出ていることから、アメリカ軍は29日と30日も、この周辺で10回にわたって重点的に空爆を続けています。