”「モナドロジーとゲーテ形態学 新たな普遍学のプログラムに向けて」”
「若き日のゲーテはスピノザに傾倒し、「神の顕現」としての自然を探求することを志しましたが、実際にその探求を学問化しようとするとき、ライプニッツのモナドロジーを彼の学問理論の基礎として、「モナド」あるいは「エンテレケイア」としての「生命」や「人間」また「原型」を追求していきました。ゲーテが自然界のさまざまな具体物を「一般的なるものの象徴」としてみることができたのは、モナドロジー的な思考があったからです。また、主客の対立を超え、むしろ主客をさまざまなレベルで結びつける綜合的な学知の方法として「形態学」や「色彩論」を構想できたのも、ライプニッツから、とりわけそのモナドロジーから学んだ綜合学のプログラムがあったからでした。
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20141109#1415529964
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http://d.hatena.ne.jp/d1021/20141030#1414665472
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20140810#1407667893
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20131116#1384599061
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20130524#1369402427