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ASEAN首脳 領有権問題平和解決目指す NHKニュース

ASEANの一連の首脳会議は12日からミャンマーの首都ネピドーで始まり、ASEAN10か国の首脳会議では、活発化する中国の海洋進出にともなって対立が深まる南シナ海の領有権問題について意見が交わされました。
関係者によりますと、各国の首脳からは事態の悪化を防ぐため関係国が抑制的な対応を取るべきだという意見が出されたということで、平和的な解決を目指す法的拘束力のあるルール作りに向けて中国側との協議を加速させることで一致しました。会議では中国と対立を深めるフィリピンのアキノ大統領も中国に対する表だった批判を避けたということで、先のAPEC=アジア太平洋経済協力会議での習近平国家主席との接触をもとに関係改善を探る動きも出ています。
ASEAN各国は12日の会議の結果を踏まえて、13日に中国の李克強首相と南シナ海情勢について意見を交わす予定で、アメリカのオバマ大統領や日本の安倍総理大臣も参加する東アジアサミットでも海洋の安全保障が議題になるものとみられます。

東アジアサミット 海洋安保議論へ NHKニュース

ASEANの一連の首脳会議はミャンマーの首都ネピドーで12日始まり、2日目の13日はASEAN各国の首脳に加えて、日本の安倍総理大臣、アメリカのオバマ大統領、中国の李克強首相、それにロシアのメドベージェフ首相なども参加して、EAS=東アジアサミットが開かれます。
会議では、海洋進出の動きを活発化させる中国とフィリピンなどとの間で対立が続く南シナ海の領有権問題などを念頭に、海洋の安全保障について意見が交わされる見通しです。
ASEANとしては、海洋を巡る紛争について国際法に基づいた解決を主張する日米などとも連携しながら、法的な拘束力のあるルール作りに向けて中国側との協議を加速させたい考えです。
一方、関係者によりますと、中国側は領有権争いの絡む問題を協議することには消極的な姿勢を示しているということで、こうした問題を巡り各国首脳の間でどこまで突っ込んだ議論が交わされるのかが注目されます。
現地では13日、ASEANと中国などの協議も予定されており、東アジアサミットなど一連の会議の締めくくりとして議長国のミャンマーが声明を発表することになっています。