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伊東俊太郎 - Wikipedia

東宮家(現:天皇家)の科学方面の教師でもある

芳賀徹平川祐弘とは東京大学教養学部時代の同僚で、芳賀とは後に日文研でも再び同僚となる。

伊東俊太郎著作集』(全12巻 麗澤大学出版会、2008年〜2010年)
 第1巻 初期科学史論文集
 第2巻 ユークリッドギリシャの数学
 第3巻 中世科学から近代科学へ
 第4巻 比較科学史
 第5巻 科学論・科学哲学
 第6巻 ガリレオと科学・宗教
 第7巻 比較文明論 ?
 第8巻 比較文明論 ?
 第9巻 比較文明史
 第10巻 比較思想
 第11巻 対談・エッセー・著作目録
 第12巻 欧文論文集

十二世紀ルネサンス (講談社学術文庫)

十二世紀ルネサンス (講談社学術文庫)

近代科学の源流 (中公文庫)

近代科学の源流 (中公文庫)

思想史のなかの科学 (平凡社ライブラリー)

思想史のなかの科学 (平凡社ライブラリー)

変容の時代: 科学・自然・倫理・公共

変容の時代: 科学・自然・倫理・公共

Amazon.co.jp: 変容の時代: 科学・自然・倫理・公共の Amazon カスタマーさんのレビュー

本書は、現代に生きる人間すべてを対象に書かれた本だという印象を持ちました。以下、内容の紹介と感想を書かせていただきます。
現代の科学技術文明にあって問われる倫理とは何か?これが本書に一貫したテーマだと思われます。副題にあるように、本書では科学・自然・倫理・公共という視点を手がかりに先人の叡智を結集させ、現生人類の歩むべき方向性が探求されます。著者自身のライフワークである人類史の五大革命説(人類革命・農業革命・都市革命・精神革命・科学革命)を紹介した第六章において、現在は第六の革命期としての「環境革命」の時代に突入していることが強調されます。その方向性として次の三つの視点が提示されており、現代に生きる我々の生き方のヒントが示されているように感じます。第一は、科学技術の進路変更、第二は自然観の変革、第三は「文明」転換です。締めくくりとして、著者は「環境革命」とは、人間が生き方をどう選択していくかにかかっているとし、「人間革命」であるという一つの結論を示しています。では具体的にどのように変革するのか?この点は、我々一人一人が歴史を顧み、将来世代へ何を伝えていくか、何を切り捨てるのかを考えていくことで、見出していく必要があろうかと思います。

http://d.hatena.ne.jp/d1021/20141115#1416047863