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中国のTV番組や映画「くだらない」、政府高官が痛烈批判 | Reuters

中国の政府高官が、同国で製作されているテレビ番組や映画、印刷物などは「くだらない」と一蹴。退廃的なテーマを追放して社会的な価値を高める内容にするべきだと語った。


こう述べたのは、中国共産党の中央宣伝部副部長で、国家新聞出版広播電影電視総局(SAPPRFT)局長も兼務する蔡赴朝氏。


共産党は、メディアを有効な宣伝媒体と位置付け厳しい統制を敷いており、物議を醸さず道徳的に正しい内容になるよう監督している。


中国では、毎年600本の映画と1万5000本のテレビ番組、および25万の印刷物が製作されているという。


同氏は共産党機関誌「求是」に執筆し「質の高い作品が依然不足している。時代を反映し、歴史に名を残すような古典的な作品は少数しかない」と批判。「量だけは豊富だ」と嘆いた。


さらに、製作者は「市場の奴隷」になるのを止め、チケットや印刷物の売り上げや視聴率が唯一成功の指標との考え方を脱却すべきと指摘。「社会に有益であること」を最優先するよう呼びかけた。