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中国漁船 夜に領海で違法操業か NHKニュース

小笠原諸島周辺で、一時、200隻を超えていた中国漁船は、今月16日には58隻、17日は70隻、19日は44隻と、減る傾向にあるものの、依然として多くの船が活動しているとみられます。
この漁船の動きについて、内閣情報調査室が、情報収集衛星の画像などから分析したところ、中国漁船は、昼間、島から離れ、夜になると領海に入る動きを繰り返していることが分かったということです。
例えば、今月11日、昼間に確認された漁船は、およそ40隻で、ほとんどが島から西に45キロ以上離れた領海の外に出ていました。
ところが夜になると、漁船の数はおよそ120隻と3倍に増え、さらに島からの距離は、およそ3キロから24キロと、多くが沖合22キロ以内の日本の領海に入っているのが確認されました。
NHKが今週、小笠原諸島沖で取材した際も、中国漁船が夜間、明かりをつけ、海に青い網を垂らしたり、網を巻き上げたりしているのが確認されています。
サンゴは、主に島により近い領海内に生息していて、内閣情報調査室は、中国漁船が、闇に紛れて島に近づき、違法操業を繰り返している可能性があると分析しています。

中国漁船の動きについて、海上保安庁の佐藤雄二長官は、「漁船は、昼間は領海の外に出ていて、夜になると領海に入ってくるという動きを繰り返している。巡視船が漁船を確認して近づくと、網を上げて逃げていくのが現状だ」と述べています。