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少年射殺の警察官不起訴から1週間 抗議続く NHKニュース

ミズーリ州ファーガソンでことし8月に黒人の少年が白人の警察官に射殺された事件で、大陪審は先月24日、警察官を起訴しないことを決めました。
この決定に対して地元だけでなく全米に抗議の動きが広がり、決定から1週間となった1日も各地で抗議デモや集会が行われました。このうち、首都ワシントンの司法省前には黒人の権利擁護を訴える団体の呼びかけでおよそ60人の市民が集まり、「われわれは闘い、勝利しなければならない」と声を上げて警察官を起訴するよう求めました。
参加した黒人の男性は、「司法はいつも黒人を不当に扱ってきた。人種差別をしないよう警察官を訓練すべきだ」と話していました。団体によりますと、1日は、ファーガソン近郊で住民らが道路に横たわって抗議をしたほか、ニューヨークでも数百人がデモ行進を行うなど、少なくとも30の州で抗議活動が行われたということです。これから夜にかけて抗議集会が開かれる地域もあるということで、各地の警察などが警戒を強めています。

オバマ大統領 事態の沈静化急ぐ NHKニュース

中西部ミズーリ州ファーガソンで黒人の少年が白人の警察官に射殺された事件で先月24日、大陪審が警察官を起訴しないと決めたことに対し、アメリカ各地では抗議の動きが続いています。
こうしたなか、オバマ大統領は1日、首都ワシントンで主要都市の警察や人権団体の幹部、さらにファーガソンの若者ら合わせておよそ50人を集め、今後の対応について協議しました。
この中でオバマ大統領は、「今回の事件は、警察と黒人社会の間に相互不信がくすぶり続けていることを浮き彫りにした」と述べ、不信の解消に向けた対策を検討していく考えを明らかにしました。
具体的には警察の過剰な装備を見直すことや警察官の訓練を適切に行うこと、さらに現場での対応を検証できるようにするため、警察官に装着するカメラを増やすことを挙げています。
オバマ大統領は、今回の事態の背景には警察と黒人社会の根強い相互不信があるとしており、新たな対策を打ち出すことで事態の鎮静化を急ごうとしています。