アマゾンCEO:「危険を冒すのを止めてしまう方が問題」--支出抑制を求める批判に反論 - CNET Japan
ニューヨーク発--プロジェクトの失敗で数十億ドルを失うのは、大したことではない。初の自社ブランドスマートフォンでつまずいても、大したことではない。重要なのは、危険を冒すことを厭わない前向きな気持ちだ。
これは、Amazonの最高経営責任者(CEO)であるJeff Bezos氏が米国時間12月2日、Business InsiderのIgnitionカンファレンスで講演を行った際に発したメッセージの主旨だ。Bezos氏は同カンファレンスで、投資家が支出抑制を声高に要求しているにもかかわらず、Amazonが攻撃的な成長戦略を実施していることを擁護した。企業が危険を冒すことを止めてしまい、ゲームの終盤で生き残るために苦肉の策を講じざるを得なくなることの方が重大な問題だ、と同氏は述べた。
米アマゾンCEO「我々はまだ新興企業」、利益低迷への批判に反論 | Reuters
ベゾス氏はこの日、自身が出資するオンラインニュースサイト、ビジネス・インサイダーが主催した会議に出席。「大企業になった今でも、われわれはまだ新興企業だ。新興企業はさまざまな不安定性を伴う」と主張し、たとえ失敗しても新規プロジェクトへの積極的な投資姿勢を失わないアマゾンの企業文化を擁護した。