中国、不動産登記制度を発表 反汚職運動の一環 | Reuters
中国国務院は22日、反汚職運動の一環として不動産登記制度の設立を発表した。来年3月1日から実施する。
これまで中国では不動産登記が義務付けられていなかったことから、資産隠し目的で不動産を利用するケースがみられた。
土地や住宅、森林など、全ての不動産資産に登記が義務付けられ、所有者の変更や不動産譲渡、資産の凍結なども届け出の対象になるという。
一方当局は、完全に一元化された登記システム確立までには約3年、一元化された登記情報管理プラットフォームの稼働までには約4年かかる、との見方を示している。