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多国籍部隊司令官に初めて自衛官派遣 NHKニュース

ソマリア沖の海賊対策で、自衛隊護衛艦と哨戒機それにおよそ600人の隊員を派遣していて、1年余り前からはアメリカやイギリスなど各国の海軍が参加する多国籍部隊の活動に参加しています。
多国籍部隊の司令部は中東・バーレーンアメリカ海軍の基地内にあり、防衛省はことし5月末から7月下旬までのおよそ2か月間、この部隊の司令官として幹部自衛官を派遣することを決めました。
派遣されるのは伊藤弘海将補で、自衛官が訓練ではなく実際の任務で多国籍部隊の司令官を務めるのは自衛隊創設以降のおよそ60年間で初めてです。
防衛省は、司令部と参加部隊の関係は指揮・命令の関係にはなく、連絡調整であり、集団的自衛権の行使には当たらないとしています。
中谷防衛大臣は記者団に対し「海賊対策に関する各国の情報を広く得ることができるため、各国との連携をさらに強化できる」と述べました。
ソマリア沖での海賊被害は一時、年間200件を超えていましたが、各国の活動の結果、去年は11件に激減しています。