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Jun / Джюн

1-1)3月1日よりロシア国民は国内パスポートでウクライナ入国ができなくなるВести.Ru: С 1 марта россиян не будут пускать на Украину по внутренним паспортам http://www.vesti.ru/doc.html?id=2325785

1-2)ウクライナ政府はロシア国民が国内パスポートのみで入国する事を禁止する決定をした。これは3月1日より実施される。これ以降、ロシア国民がウクライナに入国にする時は別途渡航用の書類が必要となる。本件は既にウクライナ政府公式ホームページに掲載されている。

1-3)訳註:ロシア・ウクライナベラルーシの各国民は、国内用の身分証明書(パスポート)だけで各国間の往来が可能になっている。しかしウクライナ政府は昨年脱退を表明。ロシアからの戦闘員入国を阻止する為、今回の措置を執ったと見られる。

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2-1)彼らは死にたくない〜ウグレゴルスクから住民が避難 Они не хотят умирать: Евгений Поддубный стал свидетелем эвакуации жителей из Углегорска http://www.vesti.ru/doc.html?id=2326541

2-2)分離独立派はウクライナ政府軍が立て籠もるデバルツェボへの包囲を狭めている。その中でデバルツェボの西隣に位置するウグレゴルスクの住民らが避難を開始した。

2-3)ウクライナ政府治安部隊はウグレゴルスク撤退後、デバルツェボから同村への砲撃を強めており、既に600人以上の住民が避難している。住民は非戦闘員であることを示すため腕や車に白い布を巻いて移動している。

2-4)「忌々しいポロシェンコはウグレゴルスクに何をしているの」避難民の女性は泣きながら砲撃の恐怖と非難を述べた。ここ数日、ウクライナ政府軍の多連装ロケット砲グラードによる砲撃で、住民らは地下での生活を強いられていた。

2-5)ウグレゴルスクの人々は泥道の中、荷物を抱えて戦闘地域を去る。ドネツク民共和国民兵は避難民のために集合地点を作り、用意したバスや軍用車で安全な地域へと送り届けている。だがこの人道回廊は2時間で閉じられた。

2-6)避難者の集合地点では、ドネツク民共和国民兵が老人や子供達を急いで車に乗せていた。子供が癇癪で泣きわめいても、母らは何もできない。民兵は「状況は深刻だ。ウクライナ政府治安部隊は誰一人、撤退時に住民を気にかけなかった」と言う。

2-7)人道回廊が開かれている時でも、時折小火器による銃声が鳴り響いた。民兵らはウクライナ政府治安部隊に対する掃討作戦を再開するが、まだ避難していない民間の人々を危険に晒さない為にも、ゆっくりと行うという。

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3-1)民兵Su-25を2機撃墜、政府治安部隊が避難民に発砲 Дебальцевский котел: ополченцы сбили два Су-25, силовики обстреляли колонну беженцев http://www.vesti.ru/doc.html?id=2326586

3-2)ウクライナ東部では、分離独立派民兵ウクライナ軍のSu-25を撃墜、ウクライナ政府治安部隊が避難民に発砲し5人が死亡したと発表した。また、民兵によるとウクライナ軍が放棄したカラシニコフ銃などを修復し、前線に送っているとの事。

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3-3)ルガンスク人民共和国国防軍は、ドネツク民共和国とデバルツェボのウクライナ政府治安部隊を包囲中。目的は政府治安部隊の砲撃を抑制する事である。彼らは捕虜となった政府治安部隊兵から情報を得るだけではなく、偵察活動も行っている。

3-4)3日、OSCE欧州安保協力機構の監視団はウクライナ政府軍が砲撃に使用した短距離弾道弾トーチカU(9K720)の残骸を検査した。また、ウクライナ政府治安部隊はルガンスク北部のブリャンカでロケットランチャーを発射した。

3-5)だが民兵らは着実に状況をコントロールしつつある。「我々は自信をもって各検問をコントロールしている。敵は我々の後手となっており、何もできない。彼らは損失を被っている」とルガンスク人民共和国民兵は述べている。

3-6)また、ドネツク民共和国はウクライナ政府治安部隊による砲撃の跡から、NATO軍仕様の155mm砲弾が発見されたと発表した。ウクライナ政府軍は状況を変えようと、遠距離からドネツク市街の砲撃を続けている。

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おまけ1)ロシア国営放送による2月3日夕刻時点の戦況図。赤色がドネツク・ルガンスク両人民共和国(分離独立派)の制圧地区&都市。青色がウクライナ政府軍の制圧都市。

おまけ2)今回使用しなかった画像たち。