3-1）無一文〜ウクライナはIMFプログラムに準拠していない（概要） Вести.Ru: Без гроша за душой: Украина не соответствует требованиям МВФ http://www.vesti.ru/doc.html?id=2409914
3-2）ウクライナは総軍事化している。キエフは食料を求める暴動、賃金不払、年金削減、ゴミなど「ヨーロッパへ」というマイダン運動のスローガンと異なる状況になっている。「改革なしに誰も支援金を出してくれない」という言葉の下、年金15%削減、ガス価格3.5倍、電気料金は2度値上した。
3-2）世界銀行の基準では、ウクライナは約12万人が1日1.25ドル以下の貧困層である。キエフの主なスーパーでは安いパスタや穀類は消え、タクシーですらガソリン価格上昇で乗車拒否をする。次の価格上昇がキエフを待ち受けている。パン生産者は来週30%程度の値上げを予定しているという。
3-3）来週、海外の債権者はウクライナ政府に追加財政援助をするか否かを決定するが、インフレ率がIMFの基準を満たしていない為、専門家は追加財政支援実現には懐疑的である。ワシントンポストによるとウクライナのインフレ率は272%に達しており、ウクライナ政府公式発表の約10倍である。
3-4）ポロシェンコ大統領は12日からの憲法改正着手を発表したが、憲法改正委員会がドネツク・ルガンスクに特別地位を付与する法に関わる予定はない。同大統領は軍事化も進め軍を25万人に増員する法に署名。先週はイギリス外相とアメリカ国務副長官がキエフを訪問、武器供給に関し話合われた。
