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ＰＩＭＣＯ：今年の米成長率見通し下方修正−ドル高などで - Bloomberg

米パシフィック・インベストメント・マネジメント（ＰＩＭＣＯ）は、ドル高がもたらす影響やエネルギー企業の支出鈍化を理由に今年の米経済成長率見通しを引き下げた。

グローバル戦略アドバイザー、リチャード・クラリダ氏と世界債券担当最高投資責任者（ＣＩＯ）のアンドルー・ボールズ氏がＰＩＭＣＯのウェブサイトに19日掲載したリポートで示した成長率見通しは2.5−３％。昨年12月時点の予想は2.75−3.25％だった。

両氏は「当社の基本シナリオは米国が潜在成長率を大幅に上回らないにしても堅調な道筋にあるという内容で変わらない」とリポートに記した。こうした見通しは米連邦準備制度理事会（ＦＲＢ）のバーナンキ前議長ら専門家を交えて四半期ごとに行う会合を受けてまとめられた。

ＰＩＭＣＯによると、低調な輸出や設備投資が逆風となっているものの、労働市場の改善と原油安が米消費に好影響を与えている。米金融当局は年内に利上げする見込みだが、これまでのサイクルに比べペースは遅く、低い水準になるという。「ニュー・ニュートラル」では長期間にわたって金利は抑制された状態にとどまるというのが同社の従来からの見方だ。

両氏はインフレ率が現行の水準付近で底入れして年内に上向き、当局の目標である２％付近にとどまるとの見通しを示した。

Pimco Lowers U.S. Forecast Amid Strong Dollar, Oil Plunge - Bloomberg Business
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20150221#1424515440

http://d.hatena.ne.jp/d1021/20150310#1425984639
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20150307#1425724408