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湯島聖堂の孔子像 色彩も復元し公開 NHKニュース

この孔子像は、大正12年の関東大震災で焼失するまで東京・文京区の湯島聖堂にまつられていたものを、筑波大学の教授らが中心となり、当時の色彩も含めて復元したものです。
像は、台座を含めて高さがおよそ70センチで、青い衣をまとい、頭に金ぱくを使った冠を載せています。孔子像は、石こうに麻の布を貼って漆で塗り固める乾漆という技法で作られ、江戸時代の日本画家、渡邉小華が幕末に描いた絵をもとに、絵の具や金ぱくを使って忠実に色を再現したということです。
彩色を担当した筑波大学芸術系の程塚敏明准教授は、「少ない資料をもとに、専門家の英知を集めて復元した像なので、ぜひ多くの人に見ていただきたい」と話していました。復元された孔子像は、筑波大学の附属図書館で4月12日まで展示されています。